頭痛でお悩みの方へ
■ 片頭痛(偏頭痛)の予防薬について: 各論②
β 遮断薬(プロプラノロール:商品名インデラル)
β遮断薬プロプラノロール(商品名インデラル)は片頭痛(偏頭痛) 発作予防効果があり、30 mg/日程度から開始して、30~60mg/日の用量が QOL を阻害する片頭痛(偏頭痛) 発作がある患者さんの第一選択薬のひとつとして勧められます。β遮断薬は高血圧や冠動脈疾患合併例にも使用でき、かつこれらの合併症もともに治療できるという利点も有しています。
β遮断薬は主に高血圧、冠動脈疾患、頻拍性不整脈治療薬として使用されますが、片頭痛(偏頭痛) 予防薬としても古くから使用されてきました。その作用機序、薬理学的根拠は未だ明確でない点が多いのですが、プロプラノロール(商品名インデラル)の他、メトプロロール(商品名セロケン)、アテノロール(商品名テノーミン)などが使用されています。心不全や喘息、抑うつ状態などβ遮断薬が禁忌となる並存症がない限り積極的に使用できる予防薬と考えられています。また、これまでに刊行されたガイドラインでは、妊婦に予防療法を行わねばならない場合にも、プロプラノロールを始めとするβ遮断薬が比較的安全として記載されています。
β遮断薬のうち内因性交感神経刺激作用(ISA)を有するアセブトロール(商品名アセタノール) 、 ピンドロール(商品名カルビスケン)、 アルプレノロール(商品名レグレチン)などを用いた臨床試験が施行されていますが、片頭痛(偏頭痛) 予防効果はありませんでした。
アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬とアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)
高血圧の治療のためにアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬を服用した患者さんにおいて、片頭痛(偏頭痛) の頻度や程度が軽減するとの経験が蓄積され、いくつかの小規模なケースシリーズ研究の後、ACE 阻害薬リシノプリル(商品名:ロンゲス、ゼストリル)の無作為化プラセボ対照クロスオーバー試験が行われ、片頭痛(偏頭痛) 予防効果が示されています。また、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)カンデサルタン(商品名:ブロプレス)でも無作為化試験が実施され有用性が示されています。
ACE阻害薬とARBは副作用の少ない降圧薬として広く使用されています。片頭痛(偏頭痛) と並存しやすい疾患がいくつか知られていますが、高血圧症も並存症のひとつです。ACE 阻害薬、 ARB は副作用が少なく忍容性にすぐれた薬剤であり、並存症として高血圧がある片頭痛(偏頭痛) 患者さんの治療薬としては積極的な使用が薦められます。高血圧のない片頭痛(偏頭痛) 患者さんにおける ARB の有用性が示されていますが、さらなるエビデンスの集積が必要です。
脳神経外科(脳外科)・神経内科・頭痛外来の樋口脳神経クリニックには、兵庫県の阪神間 (西宮、芦屋、尼崎、宝塚、伊丹、川西)、神戸市や大阪府下の広範囲から患者さんが受診されます。主な対象疾患は、頭痛、特に片頭痛 (偏頭痛)、緊張型頭痛 (筋収縮性頭痛、筋緊張性頭痛)、群発頭痛です。さらに、高血圧の治療、脳卒中 (脳梗塞、脳出血)の予防に対応します。院長の樋口真秀は大阪大学医学部を卒業した「脳神経外科の専門医」であり、日本頭痛学会より認定された「頭痛専門医」です。
β遮断薬プロプラノロール(商品名インデラル)は片頭痛(偏頭痛) 発作予防効果があり、30 mg/日程度から開始して、30~60mg/日の用量が QOL を阻害する片頭痛(偏頭痛) 発作がある患者さんの第一選択薬のひとつとして勧められます。β遮断薬は高血圧や冠動脈疾患合併例にも使用でき、かつこれらの合併症もともに治療できるという利点も有しています。
β遮断薬は主に高血圧、冠動脈疾患、頻拍性不整脈治療薬として使用されますが、片頭痛(偏頭痛) 予防薬としても古くから使用されてきました。その作用機序、薬理学的根拠は未だ明確でない点が多いのですが、プロプラノロール(商品名インデラル)の他、メトプロロール(商品名セロケン)、アテノロール(商品名テノーミン)などが使用されています。心不全や喘息、抑うつ状態などβ遮断薬が禁忌となる並存症がない限り積極的に使用できる予防薬と考えられています。また、これまでに刊行されたガイドラインでは、妊婦に予防療法を行わねばならない場合にも、プロプラノロールを始めとするβ遮断薬が比較的安全として記載されています。
β遮断薬のうち内因性交感神経刺激作用(ISA)を有するアセブトロール(商品名アセタノール) 、 ピンドロール(商品名カルビスケン)、 アルプレノロール(商品名レグレチン)などを用いた臨床試験が施行されていますが、片頭痛(偏頭痛) 予防効果はありませんでした。
アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬とアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)
高血圧の治療のためにアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬を服用した患者さんにおいて、片頭痛(偏頭痛) の頻度や程度が軽減するとの経験が蓄積され、いくつかの小規模なケースシリーズ研究の後、ACE 阻害薬リシノプリル(商品名:ロンゲス、ゼストリル)の無作為化プラセボ対照クロスオーバー試験が行われ、片頭痛(偏頭痛) 予防効果が示されています。また、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)カンデサルタン(商品名:ブロプレス)でも無作為化試験が実施され有用性が示されています。
ACE阻害薬とARBは副作用の少ない降圧薬として広く使用されています。片頭痛(偏頭痛) と並存しやすい疾患がいくつか知られていますが、高血圧症も並存症のひとつです。ACE 阻害薬、 ARB は副作用が少なく忍容性にすぐれた薬剤であり、並存症として高血圧がある片頭痛(偏頭痛) 患者さんの治療薬としては積極的な使用が薦められます。高血圧のない片頭痛(偏頭痛) 患者さんにおける ARB の有用性が示されていますが、さらなるエビデンスの集積が必要です。
脳神経外科(脳外科)・神経内科・頭痛外来の樋口脳神経クリニックには、兵庫県の阪神間 (西宮、芦屋、尼崎、宝塚、伊丹、川西)、神戸市や大阪府下の広範囲から患者さんが受診されます。主な対象疾患は、頭痛、特に片頭痛 (偏頭痛)、緊張型頭痛 (筋収縮性頭痛、筋緊張性頭痛)、群発頭痛です。さらに、高血圧の治療、脳卒中 (脳梗塞、脳出血)の予防に対応します。院長の樋口真秀は大阪大学医学部を卒業した「脳神経外科の専門医」であり、日本頭痛学会より認定された「頭痛専門医」です。
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