肥満と大量の赤身肉摂取が大腸(結腸直腸)癌リスクを上昇させることは知られていますが、飲酒や喫煙という生活習慣上の因子、および糖尿病も大腸癌の発症リスク上昇に関連するとの知見が発表されました。[出展:International Journal of Cancer:7月1日号]
オーストラリアの研究グループは、大腸癌と飲酒や喫煙、糖尿病、運動習慣、食習慣といった調整可能な危険因子(リスクファクター)との関連を検討した100以上の研究のレビューを行いました。その結果、週に7杯以上のアルコールを消費する人では、非飲酒者に比べ大腸癌発症リスクが60%高いことが明らかになりました。喫煙や肥満、糖尿病も大腸癌発症リスクを20%増大させており、赤身肉や加工肉の大量摂取と同等のリスクになることが判明しました。運動習慣は大腸癌発症リスクを低下させていました。ただし、果物や野菜の大量摂取が癌予防効果をもたらすとのエビデンス(科学的根拠)は得られませんでした。
過体重や不適切な食習慣が疾患リスクになることは広く知られていますが、飲酒や喫煙、糖尿病も“主犯格(important culprit)”となることはほとんど知られていませんでした。飲酒量を減らし、禁煙し、食生活を健全にし、運動量を少し増やすといった比較的穏やかな生活改善によって、大腸癌の大部分を予防しうることが示唆されました。そうした改善は、心血管疾患など他の主要疾患リスクも低下させ、大きなベネフィット(便益)をもたらします。




脳神経外科(脳外科)・神経内科・頭痛外来の樋口脳神経クリニックには、兵庫県の阪神間 (西宮、芦屋、尼崎、宝塚、伊丹、川西)、神戸市や大阪府下の広範囲から患者さんが受診されます。主な対象疾患は、頭痛、特に片頭痛 (偏頭痛)、緊張型頭痛 (筋収縮性頭痛、筋緊張性頭痛)、群発頭痛です。さらに、高血圧の治療、脳卒中 (脳梗塞、脳出血)の予防に対応します。院長の樋口真秀は大阪大学医学部を卒業した「脳神経外科の専門医」であり、日本頭痛学会より認定された「頭痛専門医」です。