わずか10分間の軽いジョギングでも、脳の認知機能を高める効果があることが、筑波大学の研究で判明しました。軽いジョギングなどの運動を長期間続けると、認知機能の向上がみられることは以前から知られていましたが、短時間の運動により脳が活性化することが科学的に裏付けられたのは世界初です。脳の左前頭前野の血流増加が関連していることも実験で証明されました。[出展:16日付の米科学誌ニューロイメージ 2009年12月16日号]
19~24歳の男女計20人を対象に実施。50%の力で自転車をこぐ「中強度:軽いジョギング程度の負荷」の運動を10分間、実施しました。運動前と運動後に色のついた文字を見せ、文字の意味に惑わされずに色を答えるテストを行なった結果、運動をせずにテストを行った時に比べ、運動をした方がテストへの反応時間が短くなりました。運動後に、脳の活動を画像化する装置「光トポグラフィ」で脳の状態を調べた結果、全被験者において、運動後のテストでは、注意の集中、情報の処理や、行動を意識的にコントロールする実行機能にかかわる「左前頭前野の外側部」の血流が増加していました。この部位は、うつ病の人で機能が低下することも明らかになりつつあります。昼休みに軽いジョギングをすると、午後眠くならずに仕事がはかどりますが、背景に脳の機能変化があることを確かめられました。すなわち、メタボ対策だけでなく、健康な人でも昼休みにちょっとした運動をすることで集中力が高まることが期待できます。今後は年齢や肥満度、運動の強さなど条件を変えて実験し、長期間の運動の効果との関係も調べていくそうです。






脳神経外科(脳外科)・神経内科・頭痛外来の樋口脳神経クリニックには、兵庫県の阪神間 (西宮、芦屋、尼崎、宝塚、伊丹、川西)、神戸市や大阪府下の広範囲から患者さんが受診されます。主な対象疾患は、頭痛、特に片頭痛 (偏頭痛)、緊張型頭痛 (筋収縮性頭痛、筋緊張性頭痛)、群発頭痛です。さらに、高血圧の治療、脳卒中 (脳梗塞、脳出血)の予防に対応します。院長の樋口真秀は大阪大学医学部を卒業した「脳神経外科の専門医」であり、日本頭痛学会より認定された「頭痛専門医」です。