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物忘れ外来

物忘れ(認知症、痴呆など)


 分類(代表的なもの)
神経内科的な物忘れ アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症
脳神経外科的な物忘れ 正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍
一般内科的な物忘れ 甲状腺機能低下症、低血糖症(特に糖尿病治療薬に
 よる薬剤性)、電解質異常、脱水、低血圧(特に高血圧治療薬による薬剤性)

 アルツハイマー病 (アルツハイマー型認知症)

  脳の神経細胞が急速に減って脳が萎縮してしまう病気です。
  近時記憶障害(新しいことが覚えられなくなる)、見当識障害(時間、場所などが
  わからなくなる)で始まり、徐々に進行します。記憶、判断などの障害を中核症状
  といい、抑うつ、興奮、幻覚、妄想、徘徊などを周辺症状といいます。患者さん自身
  は自分の記憶力が低下したという認識に薄く、作り話をして物忘れをごまかす
  こともあります。本人の訴えよりも、家族がおかしいと気付いて受診するケースが
  ほとんどです。


 脳血管性認知症

  脳動脈が硬化して血管が詰まったり(脳梗塞)する脳血管障害により脳が部分的
  に死んでしまったために起こります。一つ一つの病巣では症状を起こさない小さな
  梗塞が多数生じたときに多いようです(多発梗塞性認知症)。梗塞の起こって
  いない正常な脳組織も残るため、まだらに症状が出てきます(まだら痴呆)。
  また脳の障害された部位によって、手足の麻痺、嚥下困難(食べ物が飲みこみ
  にくい:仮性球麻痺といいます)、涙もろくすぐ泣き出す(情動失禁といいます)
  なども伴います。



 

 


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